2008年7月31日

褒める事。

どうも日本人は、自分の事も他人の事も「褒める」「褒められる」と言う事が苦手のようだ。「褒める」のは、なんだか「おべんちゃら」を言ってるような気になったり「褒められる」のは、照れくさかったり、何か下心でも?と変な警戒して見たり。

「褒める・褒められる」は、なんだか嘘くさくて、こそばゆい行為だと感じているようだ。

「褒める」と言うのは、相手の良い所を見つける事から始まる。

例えば初対面では、「第一印象は良くなかったのよネエ〜」と、警戒心からか、なぜか相手の欠点を探してしまう人の方が多いようだが、まず、どんな小さな事でも良いから、相手のいい所を見つけて、それを口に出せば、お互いの警戒心は不思議なくらいに薄れてくる。

予防医療の場合、患者さんを褒めると言うのは、たぶん、どんな事よりも大切なことだ。患者さんには今現在、痛みなどの不快はなく、将来に備えるための予防なのだから、歯医者に行く度に欠点の指摘ばかりを受けている方が、苦痛なのだ。どんな小さな事でも良い。前回よりもよくなった所を探し、大げさなくらい褒めてあげよう。患者さんにとっても、施術者にとっても、その小さな事は、大きな前進なのだ。

人間の欠点を探そうと思えば、次から次から・・・・・・限りはない。欠点の物差しは、「私の価値観」だったり、「親の価値観」だったり、「世間様の目」だったり、誰か名前もわからない人が遠い昔に作った「倫理観」だったり、宗教感だったり、経験知だったり、ご先祖様だったり・・・・と、都合よくも限りがないのだから。それならば自分の物差しで、出来うる限り、「褒めたり・褒められたり」しているほうが。

 

 

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